Rauschenberger et al. (2004)

Rauschenburger, R., Peterson, M. A., Mosca, F., & Bruno, N. (2004)
　Amodal completion in visual search: Preemption or context effects?
　Psychological Science,15, 351-355


今年の2月に研究会で発表した論文．修正中の論文の考察で引いてこれるかも
しれないと思い，読み直してみる．ここで言っている non-target は，
distractorだけじゃないということだったっけな？だったらいいのに．




● Rauschenburger & Yantis (2001)
　・complete disk＋square の群の中から notched disk を探索
　・adjacent 条件／separate 条件
　・露出時間：100ms／250ms
　→〈250ms〉
　　　　adjacent ターゲットは inefficient，separate ターゲットは efficient
　　〈100ms〉
　　　　adjacent，separate ターゲットともに efficient


● two-stage model (TSM; Sekular & Palmer, 1992) による説明
　adjacent ターゲットはまず notched disk として表象され，後に complete disk として表象される
　→ completed representation が notched representation を preempt する


● ambiguity による説明
　adjacent ターゲットは曖昧；
　　mosaic pattern と square に遮蔽された disk の両方の解釈が可能
　　→　外部の要因によりどちらの解釈が優先されるかが決定