今さら、金沢の話

10日も前になりますかな、金沢に1泊してきました。
というのも、研究室のみなさまから結婚祝いに頂いた旅行券を
ずっと使えずにいたので、思い切って計画してみたのです。
1泊だけど、朝から行って次の日の夜まで金沢にいたんで、
かなりいろいろと回りました。総合的に、金沢はとてもよい
ところでした。食べ物もお庭も九谷焼も大満足です。
というか、それもこれもT谷さんのおかげなんですけどね。
遠いところから本当にありがとうございます。
ということで、思い出しながらメモ。


1日目
朝から小雨。らいちょうで金沢へ。京都から2時間ちょい。
駅前でバスの回数券を買ってとりあえず乗ってみる。
近江町市場でまずは腹ごしらえ。お決まりの海鮮丼。
○べログの評判を見て行ったのだけど、そこまでのてんこ盛り
ではなかったのが残念。魚自体はもちろん新鮮で美味しいんだけどね。
海鮮どん屋の海鮮丼
近江町市場でT先輩へのカップ酒、いかの松前漬けなどを購入。
後に荷物になったのでちょっと失敗か。裏にある九谷焼のお店から
ばぶ2の実家に小皿のセットを送った。
ひがし茶屋街へ。ここは女の子が喜びそうなスポットだ。
和の小物のお店が並んでいるし、裏手には小洒落たカフェやバーも。
祇園みたい
くるみやなどで細々とお土産などを買って、志摩というお茶屋へ。
江戸時代のお茶屋の様子をそのまま見学することができる。
真ん中にお庭があって、和の建築に独特のひんやりした空気と
風の通っていくのがとても落ち着く。
お部屋の各所に施された装飾もステキ。やはり日本人だな。


抹茶と和菓子も頂いてゆっくり。
このへんから雨は本降り。バスを待つ時間がいやで歩いたけど、ちょっと後悔。
兼六園は遠かった、そして寒かった。写真をさっと撮って、そそくさと出る。
それよりも、その隣にある成巽閣のほうが断然よかったのだ。
お庭も内装も見応えがあった。加賀前田家、やるな。みたいな。
本当は21世紀美術館も行く予定だったけど、天候に負けて断念。
電車で松任へ。宿の方が駅まで迎えに来てくれた。
旅亭萬葉という宿です。ま、1泊だけで旅行券があるということで
なければ泊まれない贅沢な宿です。でも、それだけの価値があった。
お部屋も温泉も食事もサービスも申し分なし。
夕食のお品書き
食事はこだわりで部屋出しじゃない。ばぶにとってはむしろそっちのほうがいい。
1品ずつ、ちょうど美味しい温度で出てくる。写真は全部撮ったのだけど、
省略(めんどくさがり)。室内温泉付きの特別室に空きがあるということで
そっちに代えてくれて、貸し切りだとか、近くの姉妹館の大浴場だとか、
いろいろで温泉を満喫。温泉街では味わえない静かなひとときを過ごした。
時計を気にすることなく、古紙回収の車のアナウンスに起こされるでもない、
なんとも贅沢な時間。
1億円もらったら、余生の半分はここで暮らしたい、てな感じ。


長くなったので、金沢2日目はまた次回に。